プラセンタエキスの化粧品としての効果と種類、副作用について

アンチエイジング

美容や美肌、アンチエイジングに人気の高まりを見せるプラセンタ。

プラセンタエキスを化粧品として利用する場合、肌にどのような効果があるのでしょうか。そして、プラセンタにはどんな種類があるのかについてご説明します。

プラセンタエキスとは

プラセンタエキスは、豚、馬、羊の胎盤から精製水で抽出した、淡黄色~黄褐色の液体です。

美白有効成分として厚生労働省が承認している成分で、化粧品に配合されると医薬部外品扱いとなります。

成分表示名

化粧品成分表示名称 プラセンタエキス
医薬部外品表示名称 プラセンタエキス(1)

主な成分

含まれる成分は、大きく分けるとビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類を多く含んでいます。

ビタミン類 チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、パントテン酸
アミノ酸類 アルギニン、シスチン、グルタミン酸、セリン
ミネラル類 カルシウム、ナトリウム、カリウム
その他 コレステロール、酵素、デオキシリボ核酸

成分の内容や働きについては、下の記事でさらに詳しく解説しています。

プラセンタエキスの種類

プラセンタエキスは、豚、馬、羊の胎盤から抽出されます。

また、通常のプラセンタエキス以外にも、植物由来や魚由来のものがあります。
もちろん植物や魚には胎盤はありませんが、植物であれば胚芽、魚であれば卵巣膜からプラセンタによく似た成分を抽出することができます。それぞれ植物性プラセンタ、海洋性プラセンタと呼ばれ、化粧品に配合されています。

主流は豚由来のプラセンタエキス

以前は牛由来のプラセンタエキスが主流でしたが、狂牛病問題によって2001年以降は使用不可となりました。そのため、現在は豚プラセンタが主流となっています。

成分・効果の違い

気になるのは種類別の成分や効果の違いですが、牛由来も豚由来も遜色ないというデータが公開されています。また、ヒト由来と豚由来でも、成分の含有量の差はありますが、含まれる成分にほとんど違いはありません。

プラセンタエキスの美容効果

女性 スキンケア

美容に関する効果は、保湿効果、皮膚の血行促進効果、新陳代謝作用、メラニン排出作用、肝斑改善効果、色素沈着防止効果が報告されています。

新陳代謝作用による頭髪脱毛などを防いだり、代謝を高めることによってメラニンを輩出させ、シミやそばかすを改善させ色素沈着を防ぐ効果、美白およびターンオーバーの正常化に関する効果があります。

厚生労働省認定の美白有効成分とは

厚生労働省認定の美白有効成分とは、「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」あるいはこれに類似した効能を表示することが認められた成分のことです。

配合する量も、安全性と有効性の観点によって決められています。

プラセンタエキスの美白成分としての働き方

しみ発生のメカニズム

美白成分の働きは「メラニン生成の抑制」「メラニン排出を促進」「メラニンを還元」の3つが代表的なものです。

プラセンタエキスの場合、このうち「メラニン生成の抑制」と「メラニン排出を促進」させる働きがあります。シミを作りにくくさせ、できたしまったシミは排出を促すということですね。

プラセンタエキスの安全性(副作用・毒性・刺激性・アレルギー)について

プラセンタエキスは、厚生労働省が医薬部外品として認可してる成分であるうえ、現在はアレルギーの原因となるような成分やホルモンは取り除かれており、安全で身体への影響のない成分で構成されています

化粧品成分オンラインでは、以下の根拠で安全性の高い成分であると考えているようです。

プラセンタエキスの現時点での安全性は、厚生労働省が医薬部外品として認可してる成分であり、皮膚刺激性はほとんどなく、眼刺激性はデータ不足により詳細不明ですが、アレルギーの原因となるような成分やホルモンは除去していることから皮膚感作(アレルギー)が起こる可能性もほとんどないため、安全性の高い成分であると考えられます。

出典:化粧品成分オンライン

発酵により各種成分を増加させる「発酵プラセンタ」

興味深い情報として、プラセンタエキスを発酵させることにより、各種成分が増加したことを示すデータがあります。

成分 発酵前との比較
肌の基礎となるミネラル類 3~4・5倍
ビタミン類 2~3・6倍
メラニン生成と深い関りがあるシスチン 1・3倍
シアル酸 1・23倍

出典:株式会社ナチュラルガーデン

このデータを示す発酵プラセンタエキスについては、下の記事で実際に使用してレビューしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

このページでは、プラセンタエキスが美白有効成分として厚生労働省が認定した成分であることや、安全性も高い成分であることをお伝えしました。

プラセンタエキスは保湿や美白だけでなく、加齢による肌のトラブルを防ぐ化粧品にも広く配合されている成分で、アンチエイジングとしての働きも注目されています。保湿・美白・エンジングケアに関心のある方にはぜひ試してみて欲しい成分の1つです。

参考文献:化粧品成分ガイド化粧品成分検定公式テキスト

葉月 敬子

▪ AEAJ認定 アロマテラピーアドバイザー ▪ JAMHA メディカルハーブコーディネーター ▪ AEAJ認定 環境カオリスタ ▪ 社団法人 日本アロマ環...

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