スキンケアの基本 自分の肌タイプを見分ける

お手入れ方法

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お肌の状態、いかがですか?

張り切ってお手入れしたのに吹き出物ができてしまったり、しっかり水分補給しているのにカサついてしまったり・・・なんて残念な思いをしたことはないでしょうか。

毎日のスキンケアをより効果的に行うために、まず大切なのは自分の肌を知ること。

知ることによって、自分の肌が何を求めているのか今どのようなスキンケアが必要なのかが見えてきます

そうすれば、その時々の流行や噂に振り回されるのではなく、上手に必要なものを取り入れながら、自分に合ったスキンケアを行えます。

きっとコスメ選びもより楽しくなるはず!

自分の肌を知る方法

4STEP
  1. まず最初のSTEPで、敏感肌かどうかを見極めます。
  2. 敏感肌でないことが分かった場合は次に進み、自分の「肌タイプ」を見極めましょう
  3. 自分の「肌タイプ」が分かれば、自分の肌の特徴を見てみましょう。
  4. 自分に合ったお手入れ方法を見てみましょう。

季節や体調などによっても変わるので、ときどきチェックしてみてくださいね。

STEP1|敏感肌かどうか

化粧品は日頃使うものなので「敏感肌かどうか」は自覚がありそうなものですが、意外にも気づかないままジプシーを繰り返してしまう場合もあります。

もしかしたら合わない成分があるかもしれませんので、それを見極めることができればコスメ選びもラクに、そして楽しくなります。

まずは「一般の化粧品を使えるか否か」を見極めましょう。

一般の化粧品を使えない「敏感肌」とは、どのような肌なのでしょうか。

「敏感肌」とは

敏感肌かどうかは「一般の化粧品を使えるか否か」で分かれます。
CHECK
  1. 物理的刺激(強くこするなど)に敏感
  2. 科学的刺激(アレルギー体質を含む)に敏感
  3. ある条件下で肌のコンディションが悪くなり(更年期、妊娠中、季節の変わり目、過労、ストレス)ホルモンや自律神経の変調により敏感

出典:化粧品成分ガイド

敏感肌を計測する方法はないので、ご自身の肌の様子を見て判断します。

3にもあるように、普段は問題なくても時期的に「敏感肌」となる場合もあります。

もしこのSTEPで自分の肌が「敏感肌」と判断できたら、「敏感肌」に対応したコスメ選びをしましょう。

「敏感肌」以外の人は、次のSTEPに進みましょう

STEP2|自分の肌タイプを見分ける

以下のチャートを利用して、自分の肌を見分けましょう。
これは、水分と油分のバランスを見極める方法です。

肌タイプ
自分がどのタイプに属するか分かりましたか?

自分の「肌タイプ」が分かったら、次のSTEPでその特徴をみてみましょう

STEP3|肌タイプの特徴を知る

肌タイプの特徴
上が水分量が多く、右が油分が多いことが分かります。

N肌=普通肌

ノーマルスキン。
しっとりみずみずしく、皮脂分泌量は比較的少ない。
キメが細かく、しっとりしている。
トラブルが起こりにくい肌。

O肌=脂性肌

オイリースキン。
しっとりみずみずしく、皮脂分泌量も多い。
皮脂分泌量過多でニキビや吹き出物ができやすい。

DO肌=混合肌(乾燥型脂性肌)

ドライ&オイリー。
水分量が少なくかさつき気味だが、皮脂分泌用は多い。
キメが荒い肌に多く、ニキビや吹き出物ができやすい。
多くの人がここに属する。

D肌=乾燥肌

ドライスキン。
水分量が少なくかさつき気味で、皮脂分泌用も少ない。
キメは平たんで、荒れ肌、アトピー肌がここに属する場合が多い。

敏感肌

乾燥肌の原因は、花粉やアレルギー、間違ったスキンケアなど原因はさまざまですが、肌のバリア機能が損なわれ、外からの刺激が入り込みやすくなっている状態かもしれません。
外からの刺激を受けやすくなるため、敏感に傾いてしまうことが原因として考えられます。多くの場合は乾燥しています。

肌タイプの特徴が分かったら、次のSTEPで自分に合ったお手入れ方法を見てみましょう

STEP4|肌タイプ別のお手入れ方法

N肌=普通肌

状態のいい肌なので、いまの状態を保つことが大切。
紫外線対策、乾燥対策は忘れずに。

O肌=脂性肌

水分補給(保湿)主体のお手入れを行う。
脂性肌の人は洗顔に力が入ってしまいがちなので、ゴシゴシ洗わず優しく洗うように気を付け、しっかり保湿を行うこと。

DO肌=混合肌(乾燥型脂性肌)

水分補給(保湿)主体のお手入れを行う。
Tゾーン、Uゾーンの状態に注目してケアをする。Tゾーンは乾燥すると皮脂を出し、Uゾーンは乾燥しても皮脂をあまり出しません。
皮脂が過剰な部分と乾燥部分が混在しているため皮脂バランスの調整が難しく、ニキビや吹き出物が出来やすいので、肌の状態をみながら水分補給主体のケアを行いましょう。

D肌=乾燥肌

水分補給(保湿)、油分補給どちらも必要。
肌荒れ、シワの程度に合わせた化粧水、乳液、保湿クリーム、美容液を上手に活用する。

敏感肌

多くの場合、肌のバリア機能が損なわれ、外からの刺激が入り込みやすくなっている状態ですから、改善するポイントは「肌を守る事」です。また乾燥している場合が多いので「保湿」も大切。
刺激の少ない化粧品を選び保湿を重視したケアを行いましょう。
保湿することで肌表面の状態が整い、肌を守るバリア機能が回復するので敏感な状態が改善に向かいます。

肌タイプについてご紹介しました。

自分の肌が敏感肌なのかどうか、そして、水分中心のケアがいいのか、油分をプラスしたほうがいいのか、ご理解いただけたでしょうか。

クリームを塗ればしっとりするはず!と思いがちですが、張り切って塗ったら翌日吹き出物が・・・なんてことも珍しくありません。

自分の肌がいま何を欲しているのか、毎日少し意識していれば感じるところがあるはず。
肌がよろこぶケアを心がけて、一緒に美肌を目指しましょう!

葉月 敬子

▪ AEAJ認定 アロマテラピーアドバイザー ▪ JAMHA メディカルハーブコーディネーター ▪ AEAJ認定 環境カオリスタ ▪ 社団法人 日本アロマ環...

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