モーガンズのシャンプー3種類使ってみた口コミ!それぞれの特徴と選び方
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わたしの頭皮は軟弱で、すぐ痒みが出たりヒリヒリするため、使えるものがなかなかありません。
しかもセミロングでパーマもカラーもしているため、仕上がりが悪いものは困るし、長期的な髪や頭皮への影響にもこだわりがあります。
以前もこのブログで書きましたが、お気に入りのシャンプーがリニューアルしてしまい、その後またかつてのようにジプシーを始め、合うものを探してきました。
今回はその中でやっと・・・やっと見つけた、新しいお気に入りのシャンプーです!
ジプシー中沢山取り寄せたシャンプーの中で、モーガンズのトライアルキットが群を抜いていました。
頭皮の状態も、仕上がりも、以前のお気に入りだったシャンプーに負けない使い心地で、とっても嬉しかった。
モーガンズは、自然派コスメで知られるブランドです。シャンプーはすべて、ノンシリコン・アミノ酸で、植物由来成分96~99%で作られています。また、@cosmeで1位を獲得する人気シャンプーでもあります。
しかし、いくら植物由来と言っても、それが必ずしも優しさを表すわけではありません。それに、仕上がりもよくなければお勧めはできない。
だけど、モーガンズのシャンプーは成分の配合バランスに優れた本当にいい商品。どうせなら、一番合うものを使って欲しい。
トライアルキットが出ているもの以外に2種、全部で3種あることを知っていたので、これは全部使ってみようと思い立ちました。
そんなわけで、モーガンズの全3種のシャンプーとコンディショナーそれぞれの特徴や、実際に使ってみた感想をまとめておきます。
モーガンズのシャンプー3種類の違いと選び方
先ほど書いた通り、モーガンズには《3種類》のシャンプー&コンディショナーがあります。
それぞれ仕上がりに違いがあり、“なりたい髪質” に合わせて選ぶことができます。
言葉でまとめると、
「リッチ&フローラル」は、《ふんわり》《ややさらさら》な仕上がり。
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「モイスト&フォレスト」は、《しっとり》《落ち着いた》仕上がり。
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「スムース&ガーデン」は、《さらさら》《やや落ち着いた》仕上がり。
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ということになりますので、希望の仕上がりに合わせて選んでくださいね。
では、3種類の特徴をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リッチ&フローラル
まずは、トライアルキットも販売されている「リッチ&フローラル」から。
モーアンズのシャンプーがどんな感じか試してみたいという人におすすめです。
特徴
「リッチ&フローラル」は、植物由来成分99%以上。
《ふんわり》《ややさらさら》な仕上がり。
18種類以上ののアミノ酸成分をはじめ、3種の花エキス、5種のエモリエントオイル、ハチミツ、ヒアルロン酸などを配合。
美髪成分
ツバキ油
日本では古来、髪油として重宝されたオイル。髪一本一本を補修し、つや・こしを与える。 |
ハイビスカス花エキス
古い角質をやさしく取り除き、正常な状態へと近づける力に着目。優れた保湿・保潤力をもつ。 |
ハチミツ
高い保水力、保湿力、角質をやわらかく整える力で、化粧品や石けんなどに広く使用されている。 |
オリーブ油
約80%のオレイン酸をはじめ、リノール酸・パルサミチン酸などを含む、良質な食用油のひとつ |
ビャクダン油
爽やかで甘い香りが特徴。日本では、希少価値の高い香木として、深いリラクゼーションをもたらす。 |
実際に使用してみた口コミレビュー
アミノ酸のシャンプーというと泡立ちが弱いものが多いですが、泡立ちふわふわです。
ただし、3種類の中で比較すると一番泡立ちが穏やかに感じました。
仕上がりは、頭皮の乾燥は感じないのに、洗い残し感ゼロ。
ほぼ天然成分だけど “すっきり洗える” のは、3種類すべてに言えることです。
洗い上がりと感想
「リッチ&フローラル」の洗い上がりは、ツルツル、ふんわり、でも毛先まで保湿されてしっとり。
「モイスト&フォレスト」よりコシも出る感じがします。
翌日の夜までベタつきなし。
アミノ酸シャンプーだと、帽子をかぶると髪ペッタリ・・・なんてことがあったのですが、モーガンズはそれもナシ(3種全部)。
香りは、ほぼ白檀(サンダルウッド)のみ感じます。
白檀(サンダルウッド)は、瞑想や宗教儀式やアーユルヴェーダに使われ、心と場を静める効果があると言われています。頭皮や肌にも殺菌・保湿作用があります。お香の原料にも使われているので、ご存知の方も多いはず。
ウッディーな香りは、好みが分かれるかもしれませんね。
ただ、精油で髪に香りを残そうと思うとなかなか配合が難しく、これを選んだ理由は理解できます。
全成分
トライアルキットの梱包
「リッチ&フローラル」のトライアルキットは、このように梱包されて届きます。
薄いダンボール。
2.モイスト&フォレスト
2種目は、モイスト&フォレスト。
特徴
「モイスト&フォレスト」は植物由来成分96%以上。
《しっとり》《落ち着いた》仕上がり。
シャンプーは、20種類の天然アミノ酸で髪にうるおいを与え、余すところなく引き出した植物のちからで、しっかり地肌ケア。
コンディショナーは、20種類の天然アミノ酸と天然植物由来成分が著しく傷んだダメージヘアをも内側からしっかり補修。
美髪成分
ローマカミツレ油
鎮静作用があり優しいながらも、抗炎症作用や皮膚代謝促進作用などがあると言われます |
ショウズク種子油
アーユルヴェーダでは3000年以上前から生薬として使われ、不安や恐れを解消し、充足感や豊かさを思い出させてくれます。 |
ユーカリ葉油
呼吸を楽にする作用から、憂うつさをなくし、生き生きすることを促します。フケやかゆみを防ぎます。 |
ベチベル根油
安静の油とも呼ばれており、ストレスや緊張をやわらげて心を穏やかに静めてくれますようです |
バオバブ種子油
「生命の木」とも呼ばれ、保湿力に富んだオレイン酸や角質の水分蒸発をふせぐリノール酸などを豊富に配合 |
実際に使用してみた口コミレビュー
透明で、とろーんとした液体。
テクスチャーとしては、3種どれも同じような感じです。
同じく、泡立ちはふわふわ。
「スムース&ガーデン」の次に泡立ちます。
3種の中では最も《しっとり系》ですが、洗い上がりに汚れが残っている感じはありません。
コンディショナーは、こっくりとした固めのテクスチャー。これも3種全部似ています。
固めのテクスチャーは、塗れた髪に無駄なく伸ばしやすいと思います。
しっかり行き渡るくらいの量をつけると、本当に仕上がりが素晴らしくなります。
洗い上がりと感想
「モイスト&フォレスト」の洗い上がりは、毛先までしっとりして髪全体を柔らかく落ち着かせてくれます。
落ち着かせるけどペタっとした感じはなく、ふんわり感も。
翌日夕方までベタつきなし。
イランイランと柑橘系の香りがうまく融合して、少しジンジャーエールを思わせるような爽やかさがあります。
全成分
3.スムース&ガーデン
3種目は、スムース&ガーデン。
特徴
「スムース&ガーデン」は、植物由来成分99%以上。
《さらさら》《やや落ち着いた》仕上がり。
シャンプーはきめ細やかな泡でラベンダーやジャスミンなどの深い香り。植物由来成分を99%以上で構成され、19種類のアミノ酸でドライヘアやカラー・パーマによって乾燥しがちな頭皮に、保湿力の高いツバキ種子油や月見草油がうるおいを与え、髪には輝きを与えます。ダメージを受けた髪も落ち着き、サラッとした仕上がり。
コンディショナーはラグジュアリーな香り。ダメージヘアも補修する植物由来成分を99%以上で構成されたトリートメント。19種類のアミノ酸成分で傷んだ髪を強力に補修します。保湿力に優れた希少なジャスミン油が贅沢に配合。カラーやパーマでダメージを受けた髪を潤し、輝きを保ちます。しなやかでさらさらな質感に。
美髪成分
ラベンダー油
心をリラックスさせる穏やかな香り。肌を清潔に保ち、乾燥をやわらげて肌コンディションを整えます。 |
ジャスミン油
エモリエント作用があり、乾燥や敏感に傾きがちな頭皮をすこやかに保って美髪をはぐくみます。 |
オリーブ果実油
約80%のオレイン酸をはじめ、リノール酸・パルサミチン酸などを含む、良質な食用油のひとつ。 |
オレンジ果皮油
乾燥肌の改善や美白に効果があり、肌をきめ細かく整えてくれると言われています。 |
アブラナ
髪と頭皮をうるおいのヴェールで包み込み、パサつきを抑えて芯からしなやかに弾む髪へと導きます |
実際に使用してみた口コミレビュー
こちらも透明で、とろーん。
画像では分かりにくいですが、テクスチャーは3種ともよく似ていますね。
このキメ細かで豊かな泡。3種の中で最も泡立ちます。
泡を毛先まで行き渡らせて、栄養をしみこませましょう。
その間に頭皮の汚れも浮き上がります。
洗い上がりはすっきり。
そしてコンディショナーも、3種どれも似た感じのこっくり固めのテクスチャー。
こちらも髪にしっかり行き渡らせて、贅沢な成分を浸透させましょう。頭皮につけても大丈夫です。
3種の中で最も《さらさら系》ですが、毛先までしっかり保湿してくれます。それは乾かした後の髪を触ると分かるはず。
洗い上がりと感想
「スムース&ガーデン」は、さらさらふんわり。
パーマヘアの人なら、ウェーブがしっかり出ます。しかし髪がゴワつくわけではありません。
使っているときは強いと感じるくらいの精油の香りですが、乾いた後の香りは一番弱いです。髪を鼻に近づければ香りを感じますが、生活をしていて感じるほどには香りは残っていません。
ただ、天然成分で作ろうと思うとこれが限界だというのはよく分かります。
香りを強く残そうと思えば、他にはウッディー系か、目玉が飛び出るくらい高価な精油を多めに配合するしかありません。だから、これは仕方のないことです。
どうしても髪を香らせたいという場合には、ヘアミストなどを利用するのもいいかもしれませんね。
ミス ディオール ヘア ミスト
ミス ディオールから、魅惑的なエレガンスを演出する新しいヘアミストが誕生。フレッシュな香りを長持ちさせながら、髪を健やかに整え保護する成分を配合。有用成分を含んだフォーミュラが、髪をほのかな香りでドレスアップします。
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全成分
モーガンズの梱包
モーガンズはこんな梱包で届きます。
3種類に共通していること
最後に、モーガンズ3種類のシャンプー【リッチ&フローラル】【モイスト&フォレスト】【スムース&ガーデン】のすべてに共通していることを書いておきます。
使用方法と不使用成分、そして3種類すべてに共通する使用感です。
使用方法
シャンプー
充分にぬれた髪に塗布し、強く擦らずやさしく泡立ててシャンプーし、1分程度放置後充分にすすいでください。
コンディショナー
シャンプーで髪を清潔に洗い上げ、よくすすいだ髪に適量をつけて、根元から毛先まで充分に塗布してください。3~5分放置後軽く洗い流してください。
不使用成分
石油由来界面活性剤、ラウリル硫酸Na、DEA、MEA、TEA、シリコン、合成ポリマー、合成香料、フェノキシエタノール、パラベン
3種類に共通する使用感
3種すべてに言えることとして、どれもアミノ酸シャンプーとしては豊かでふわふわとし泡立ちです。比較のために泡立ちの順番についても記述しましたが、それほど大きな差があるわけではありません。意識しなければ、それほど差を感じないレベルかもしれません。
そして《しっとり》《さらさら》《ふんわり》と仕上がりの差はありますが、どれも頭皮はきちんと洗えるし、毛先まで保湿してくれている感もあります。
わたしは脂性に傾きがちですが、翌日の夜までベタつきもありません。
コンディショナーはどれもこっくり固めで塗れた髪に無駄なくのばしやすく、髪の仕上がりをとてもよくしてくれます。
アミノ酸シャンプーは、トリートメントやコンディショナーは不要といえば不要なんですが、このコンディショナーの仕上がりを味わえば、使わずにはいられない。仕上がりが全然違いますから。
成分が贅沢なのでどうしても価格に影響しますが、できればシャンプーもコンディショナーもたっぷり使ってみてください。仕上がりに差がでます。
頭皮が気になるなら、リッチ&ブルーミン
追記です。上の3種以外に、モーガンズ初のスカルプケア用シャンプーが登場しました。地肌をクリーンに洗い上げ、毛髪の健やかな成長を促すシャンプーです。
皮膚の炎症とアレルギーによる肌荒れを抑制する効果が期待できる「グリチルリチン酸2K」が最大量配合されているのが特徴で、ふけや痒み、頭皮湿疹、頭皮のべたつきなどの頭皮トラブルから守ります。
「グリチルリチン酸2K」は甘草の根から抽出される成分です。
使用感は、頭皮をしっかり洗い上げるのに《まとまり感》がありつつ《さらり》とした洗い上がり。
頭皮が気になる時やスカルプケアをしたいなら、リッチ&ブルーミンがおすすめです。
なかなか気難しい頭皮を持つわたしにとって、合うシャンプーを発見できるというだけでもとっても感激することなのですが、髪の仕上がりまで素晴らしいので本当にうれしくなりました。
頭皮や髪に悩みのある方、アミノ酸シャンプーや自然派シャンプーで良いものを探している方、ぜひ試してみてくださいね。