肌水分量を増やす方法!保湿化粧品・食べ物・肌水分測定などでセルフケア
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肌水分量の崩れは、あらゆる<肌トラブル>の元になります。
肌が乾燥することによってシミやシワを促進させたり、肌の色がくすんで見えたり、時には痒みを伴ったり・・・いいことは何もありませんよね。
乾燥肌(ドライスキン)とはどのような状態なのか、肌が乾燥する理由、乾燥肌の改善方法などもご紹介しつつ、「肌水分量をあげて乾燥肌を改善させるぞ!」という熱い意気込みで、まとめてご紹介したいと思います✨
乾燥肌とは?
皮膚の水分は、発汗、蒸気として自然に失われる水分が減少し、体の内側や大気中の水分により供給されます。
そして皮膚の保湿は、皮脂、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質によって保たれます。
乾燥肌は、うるおいがなくなり、柔軟性がなくなって固くなり、皮膚の表面が弱くなっている状態です。
乾燥肌の原因
1.皮脂量の減少
肌の表面を覆う皮脂膜となるべき皮脂の分泌量が低下すると、直接的な乾燥肌の原因となり得ます。
皮脂の分泌は、環境や体質で変わります。また、食事の影響も受けます。
2.天然保湿因子(NMF)の減少
角質細胞内に存在するNMFはアミノ酸類、乳酸、尿素、クエン酸塩などからなり、肌の中、特に角質細胞内にある水分を保持する働きをする天然保湿因子のことです。
水分を抱え込む性質をもっており、わたしたちの肌はNMFによって細胞内の水分量が一定に保たれています。
NMFは、加齢、睡眠不足、ストレス、紫外線などで機能が低下してしまいます。
3.角質細胞間脂質の減少
角質細胞間脂質は、肌の表面の角層を構成する角層細胞間の隙間を満たして、過剰な蒸散を防ぎ、うるおいを保っています。
また、外部からの刺激の侵入を防いで角層を守るバリア機能も果たしています。
細胞間脂質は、「セラミド」などの脂質の層と、水分子の層が交互に何層も重なりあう「ラメラ構造」という層状構造を形成しています。
4.間違ったスキンケア
間違ったスキンケアによって、うるおいを奪いすぎたり肌の保湿能力を弱めて、乾燥肌に繋がってしまうことがあります。
スキンケアについては、後でご紹介しますね。
自分の肌水分量を調べる
肌の水分量を調べるためには、モイスチャーチェッカー(肌水分測定器)があります。
実際に計測してみると、乾燥しているようで意外とそうでもなかったり、その逆もあったりと、自分の感覚とは異なることも多いものです。
日々のお手入れや化粧品選びの目安として、肌の水分量を知っておくことはとても有益ですよ。
安価なものから高価なものまで色々販売されていますが、安価なものは正しく計測されないこともあるので、信頼できる計測器を選びましょう。
わたし自身が現在愛用している、「価格」と「計測の信頼性」を考えて選んだ肌水分測定器 は、姉妹サイトのイロイログッズでレビューしています。
肌水分量を上げる方法
乾燥肌のことを理解したあとは、最も肝心な肌の水分量を上げるための方法を見ていきましょう!
肌のお手入れならすぐに取り入れられるし、すぐに効果が実感できると思います?
肌のお手入れ方法や化粧品を見直す
❶ 汚れをオフするケア(クレンジング・洗顔)
クレンジングの種類と選び方
メイク汚れをしっかりオフして欲しいクレンジング。
しかし、洗浄力が強いものは肌に必要な皮脂も一緒に落としてしまうことがあります。皮脂が減少すれば、肌の水分が奪われる原因となってしまいますよね。
ぜひ、肌に優しいタイプのクレンジングを選びましょう。
クレンジングは、油分と界面活性剤の力でメイクをオフする場合がほとんどですが、このバランスによって肌への負担が変わります。
一般論ですが、たとえば「クレンジングオイル」や「クレンジングジェル」は多くの場合、界面活性剤を多めに配合して洗浄力をアップさせています。
しかし、ジェルの中でも白濁したクリームに近いものは、油分が多く含まれていることもあります。
一方、洗浄力は劣るものの比較的肌に優しいのは「ミルククレンジング」と「クレンジングクリーム」で、こちらは油分を多めに配合して洗浄しています。
しかし洗浄力が弱すぎてメイク汚れがいつまでも残ってしまうのも困りもの。
だから、無責任に「クレンジングクリーム」や「ミルククレンジング」がいい!とは言えないのが難しいところ。
また、最近のメイクは落ちにくいものから落ちやすいものまで本当に色々そろっているので、いま使用しているメイクによっても、クレンジングを変えてみましょう。
洗顔料と洗顔方法
洗浄力が強すぎる洗顔料や、間違った洗顔方法も肌の水分を奪う原因になります。
洗顔フォームもクレンジング同様、肌に必要な皮脂まで奪ってしまうと肌が乾燥したり肌荒れする原因になることがあります。
でも、大人ニキビなどができた時や毛穴汚れが気になるときには、汚れをしっかり落としたほうがよい場合も。
だから、洗顔料は自分の肌の状態を見て選びましょう。
また洗顔方法ですが、洗顔するときに顔をゴシゴシ擦ったり、熱いお湯で洗ったり、洗顔後タオルでゴシゴシ擦ったりと、間違ったケアをしていると、肌の乾燥を促進させたり、負担をかけてしまいます。
よく言われることですが、しっかり泡立てて泡を転がすように優しく洗い、ぬるま湯で洗い流し、タオルでやさしく押さえるように拭きましょう。
❷ 化粧品で補うケア
たとえば、「ライスパワーNo.11」は、医薬部外品の効能として、唯一「水分保持能の改善」効果を認可された成分です。
また、乾燥肌用のコスメには細胞間脂質に含まれる「セラミド」を配合しているものもよく見かけます。
セラミドは様々な保湿成分の中でも高い保湿力を誇り、肌の水分保持力を高めるために力を発揮します。
それから、「アスタキサンチン」も保湿力やエイジングケア力がある魅力的な成分。
肌の水分量をあげるためには、化粧水などで水分を補ったあと、保湿力の強い美容液や美容クリームなどを利用して水分を逃がさないようにしてあげましょう。そうすることで、角質層の水分をしっかり保持します。
環境やライフスタイルを見直す
日常生活のなかには、角質層の保湿機能を低下させて乾燥を促進させる要因がいくつも潜んでいます。たとえば、エアコン、睡眠不足、ストレス、入浴、乾燥する季節の湿度などもそう。
その要因を全てなくすことはできませんが、ちょっとした工夫で、乾燥の促進を抑えたり、他の方法で補ったり、工夫できることは沢山あります✨
❸ 食べ物で補う
野菜やフルーツ、納豆、アーモンド、魚、卵など、いろいろな食品を、バランスよく摂取しましょう。ただし、糖分、辛い物、カフェインやアルコールは、肌の保水力が低下するため控えましょうね。
ビタミン
肌に良い栄養素といえば、まずビタミン。 そして、健康な肌を作るためににはタンパク質も欠かせません。 |
脂質
水分の蒸発を防いでみずみずしい肌を維持するためには皮脂が必要ですが、皮脂の分泌には良質な油や、ビタミン、ミネラルも必要です。 逆に過剰分泌を防ぎたい場合には、脂肪や糖質を控えてDHA、EPAなどの不飽和脂肪酸を摂取しましょう。 α-リノレン酸はセラミドの生成を助けます。 |
コラーゲン
そしてとても有名なものにコラーゲンもありますよね。 コラーゲンはタンパク質から生成されます。ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取するとコラーゲン生成を助けます。 |
アスタキサンチン
アスタキサンチンは保湿力だけでなく、さまざまなアンチエイジング力を持つ魅力的な成分です。 |
❹ 環境を見直す
肌の水分量を上げるために、室内の湿度管理はとても大切。
湿度はダイレクトに肌に影響を与えるし、自室なら簡単に取り組めるケアですよね。
エアコンを使用する季節や空気が乾燥する季節は、肌の水分も奪われて乾燥してしまいます。
快適な湿度は40%〜60%と言われていますので、55%~60%を目安に適切な湿度を保つことをおすすめします。
快適な湿度を維持出来るように、加湿器を活用しましょう。
❺ 生活習慣を見直す
睡眠不足の朝、肌の乾燥を体感したことはありませんか?
睡眠は健康で美しい肌を作るためには欠かせません。
しっかり睡眠時間を確保することで、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促しましょう。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されるためターンオーバーを促し、健康な肌を作ることが出来ます。逆に、睡眠不足が続くと充分な成長ホルモンが分泌されないため、正しいターンオーバーが出来なくなってしまいます。
また、ストレスを抱えた状態はストレスホルモンが分泌され、肌に悪影響を与えてしまいます。なるべくストレスを抱えないようにすることも大切ですが、実際はなかなかそうもいきませんよね。
そんなときは、早めにベッドにもぐってしまいましょう。
眠る3時間前からはテレビやスマホを見ないようにしたり、食事はすませておくことで睡眠の質をよくすることができます。よい睡眠のためには、適度な運動も心がけましょう。
肌の水分量をあげるための方法は、誰でもすぐ生活に取り入れられそうなものがいくつもあります。
化粧品を選ぶときに少し気を付けてみたり、優しく洗顔したり、しっかり化粧水を与えて保湿ケアをしたり・・・特に乾燥する季節には、心がけてみましょう?
保湿におすすめNO.1コスメ
朝晩使用で、1日中乾燥知らずのリポソーム。
浸透力がよく、肌の奥深くに長時間美容成分を送り続ける!様々な成分を包み込み、角層に留まって効果を持続させるから、次に使う化粧品の効果もUP!